田村薬品工業株式会社

社員インタビュー

INTERVIEW
研究開発部
開発一課
O.N
2020年入社

Q.仕事の内容について教えてください

医薬品などの製品の分析試験法開発と、承認申請業務の2つを主に行っています。

1つ目の試験法開発は、製品に配合されている複数の有効成分一つ一つについて、含量の測定方法を開発する仕事です。他の有効成分や添加物の組み合わせによって試験法を変える必要があり、製品ごとに考えて検討しています。製品が上市された後は、研究開発部で考えて設定した試験法が品質管理部で出荷試験として実施されることになるため、品質管理部で作業しやすくなるような方法になるよういかに工夫できるかが腕の見せどころです。

2つ目の承認申請業務は、1つ目で設定した試験法で製品のデータを取得し、考察してまとめた申請資料を作成する仕事です。医薬品の製造販売は、行政の審査機関に申請して承認を取得することが必須となるので、正確な作業が求められます。 また、製品を実際に工場で製造する方法を確立するための工程評価試験や、設備の洗浄方法が適切かを確認する評価試験も実施しています。

Q.この仕事の魅力、やりがいを教えてください

課題解決や学びが多いことに魅力とやりがいを感じています。
新しいことにチャレンジする部署である以上、課題が発生することが多々あります。
課題が発生した際には、解決するために“調べて・試して・考えて”を繰り返します。その中で新たな発見があったり、上手く解決できた際に達成感を感じます。
苦戦するときもあり大変ですが、その先にこの製品を使って多くの人が元気になってもらえると思うと、頑張ろうと思います。
課題を経験するほど課題に対するアプローチの引き出しが増えていくため、初めはできなかったことでも今では解決方法がすぐに浮かぶことがあります。その瞬間に自己成長を実感できて嬉しく感じます。

Q.働くうえで、大事にしていることを教えてください

スケジュール管理と感謝の気持ちを大事にしています。
医薬品の開発テーマは商品企画から上市までおよそ3年、長いと4~5年かかるため、テーマの担当になった際は長期的なスケジュールを管理しなければなりません。開発する中で課題が発生してもスケジュールが予定通り進捗するように、詳細なスケジュールを立てて都度見直しています。どこまで効率よいスケジュールにできるかを考えるのは楽しく、課題が発生しても如何にスムーズに対応し進捗させられるかに燃えています。

ただし、商品の開発は一人で全てできるわけではありません。開発業務を進めるにあたって同じ部署でも複数人が関わり、他部署や他社の方と協力する場面がいくつも出てきます。一つの仕事を終えるたびに、皆さんの協力があってできたことに感謝の気持ちを感じ、それを伝えるように心がけています。

Q.田村薬品工業を選んだ理由を教えてください

自分の思い描くキャリアプランに合っていたことが一番の理由です。
研究開発といっても商品企画、マーケティング、製剤研究、分析研究など幅広いなかで、私は研究開発に関する色んな仕事がしてみたいと思っていました。田村薬品工業の会社説明会で、同じ部署内や他部署間でジョブローテ―ションがあるとの説明があり、自分の希望するキャリアプランにピッタリだと感じました。

実際に入社後は商品企画や販売促進(web広告やネット通販)を主とする部署に配属されましたが、現在はキャリアアップの幅を広げるために分析業務をしています。今後は固形剤や液剤など製剤の業務にもチャレンジしたいと考えています。田村薬品工業の研究開発は業務の幅を広げる、チャレンジすることを応援してくれる職場だと感じています。

message

就活に挑む学生への
メッセージ・アドバイス

就活の際は“自分に合っているか”の観点を大切にしていました。
希望する条件に合致する企業があれば足を運び、面接会場の雰囲気を感じていました。
特に面接は、その会社が求める人材かどうかを見極めるための質問をされることが多いと思いますので、面接での質問事項が自分の大事だと思っていることかどうか(自分の価値観に合っているか)を観点にしていました。
田村薬品工業の面接内容が私の価値観にあっていたので入社を決めましたが、居心地の良さを感じており、入社して良かったと思っています。
今後の人生の中で多くの時間を過ごす職場選びであるからこそ、皆さんが自分と相性の良い仕事や仲間を見つけられることを願っています。